CEReS, Chiba University

2019.11.02: メリーランド州での運転免許取得・ナンバープレート取得

想像以上に大変だった免許取得とナンバープレート取得についてまとめてみました。

長々と書いていますが、言いたいことは2点だけです。
1. 免許取得の際には、たとえ国際免許証を持っていても、日本の免許証の翻訳が必要
2. ナンバープレート取得の際には、車を購入した店のスタンプが押してあるBill Of Saleが必要

メリーランド州での免許取得に関する情報は、こちらこちらの記事にもとても詳しく書かれています。

※必ず自分で必要な書類を確認して下さい。


2019年8月16日金曜日
車を購入。
この時は、SSNとアメリカの免許証を持っていなかったので、パスポートとビザと国際免許証を購入時に提出。
その日に、買った車に乗って帰れるのですが、正規のナンバープレートはその時にはもらえず、代わりにtemporaryな紙のナンバープレートをもらいました。
正規のナンバープレートは、店の人が車両登録等の手続きが終わってから家に送付すると言われました。
3週間くらいかかるらしい。

2019年8月30日金曜日
電話がかかってきて、ナンバープレートの手続きがうまくできなかったから自分でやってくれと言われる。

2019年9月4日水曜日
車を購入した店から650ドルくらいの小切手と、書類が届く。結局、ナンバープレートだけでなく、車両登録も自分でやれって事らしい。

2019年9月6日金曜日
SSN取得。

2019年9月24日火曜日
アルコール・ドラッグに関するペーパーテストを受けるために必要な、アルコール・ドラッグ講習を、Uncle Sam Driving Schoolのホームページでオンラインで受講。
オンラインで受けた方が、スクールで受けるよりもかなり時間の節約になると思います。

Uncle Sam Driving Schoolが入っている施設
スタバの上にあるのがUncle Sam Driving School

2019年9月25日水曜日
テストを受けるため、前日に受けた講習の修了証を持って、10時30分にUncle Sam Driving Schoolに行くも、 なぜか閉まっていました。食事にでも行っているのかと思って30分くらい待ちましたが誰も来なかったので、その時は諦めて帰りました。
12時30分ごろに電話をかけてみたところ、「普通に今日openしてるよ」と言われたので、もう一度行くと、無事にテストを受けることができました。スタッフは、さっきは昼ごはんを食べていたからいなかったらしい。
テストの問題は、上にあげたサイトに載っている問題と全く一緒でした。15分くらいで終わった。
支払いは、カードが使えず現金のみ。

その後MVA(Motor Vehicle Administration)に行き、1時間30分くらい待たされてようやく係の人(50歳くらいの黒人のおばちゃん)に呼ばれ、免許証が欲しいと伝えました。すると、日本の免許証の翻訳がないからダメと言われました。
MVAのホームページに、

“Present out-of-country license along with an international license or translation into English from the MVA’s Approved Interpreter/Translator Provider Listing (if required).”

って書いてあるから、日本の免許証の翻訳がなくても、国際免許証だけで十分でしょ」と反論しましたが、全く聞く耳持たずでした。
散々待たされた挙句、断られた理由に納得できなかったので、ずっとごねていると「 HAVE A NICE DAY !!」と結構な大声でキレられました。
それでも食い下がっていると、別の係の若い女の人が出てきて、「国際免許証には、日本の免許証の発効日と期限が書いてないから、たとえ国際免許証を持っていても翻訳がないとダメです。」と優しく諭されて、渋々帰ることにしました。国際免許証意味ないやん。

仕方がないので、MVA’s Approved Interpreter/Translator Provider Listing に載っている人にメールを送って、日本の免許証の翻訳をお願いしました。

MVA Beltsville

2019年9月27日金曜日
翻訳がメールで届く。料金は頼む人によって違うのかもしれないけれど、32ドル。Money Orderで支払いました。

2019年9月28日土曜日
日本の免許証の翻訳を持って行ってリベンジ
始業時間の8時にMVAに到着すると、すでに100人くらい並んでました。
1時間30分くらい待って、今回は何事もなく無事に終わりました。
今回対応してくれた係の人は、ラテン系の無表情なおじさんでした。
免許証は1週間以内に郵便で届くらしい。

2019年10月3日木曜日
免許証が届く。しかし、なんと免許証に印刷してあるアパートの部屋番号が間違っている。信じられない。絶望。アメリカ人適当すぎるやろ。

2019年10月4日金曜日
住所変更のために、8時25分にMVAに着くと、また100人くらい並んでました。
受付の人に「免許証の住所間違ってるんですけど」と伝えると、「お前の確認ミスでもあるから20ドル払えよ」と言われました。
45分くらい待って、係の人(すごい優しそうなメガネのおばちゃん)に呼ばれ、免許証の住所を変更できました。料金はなぜか無料でした。

次はナンバープレートをゲットするために、また受付に並んで、1時間30分くらい待ちました。
番号が呼ばれて窓口に行くと、対応してくれた人は、免許証の住所を間違えたあのラテン系の無表情なおじさんでした。
ナンバープレートが欲しいと伝え、書類を提出すると、Bill of Saleが足りないと言われました。
「Bill of Saleってなに?」と聞くと、「車を購入した店のスタンプが押してあるレシート」としか答えてくれませんでした。

その時は諦めて、とりあえず学校へ行き授業を受けました。学校で書類を確認し直してみると、さっき提出した書類の中にBill of Saleと書かれている紙が含まれていました。

16時くらいにもう一度MVAに行き、45分ほど待ち、さっきのおじさんに「書類揃っていると思うけど」と伝えると、「このBill of Saleって書かれている紙とはまた別の様式のBill of Saleが必要」と言われ、やっぱり追い返されそうなりました。
もう2度と来たくなかったので、「Wait! Wait! Wait! Please help me!! Please help me !!!」と必死に頼み込み、なんとかそのおじさんに車を購入した店に電話してもらい、FAXでBill of SaleをMVAに送ってもらうことができました。おじさんは終始不機嫌そうで、電話で店の人と軽い言い合いをしていました。

そして、ようやくナンバープレートをゲットできました。
その時に同時に車両登録をしてもらって、合計で642ドルでした。

長かった。二度とやりたくない。

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